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農園紹介

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代表あいさつ

私どもはもともと祖父が砺波市正権寺の奥のほうでぶどうをつくっておりました。その後高岡市吉久に移り住み、庄川河川敷にてぶどうを栽培し直売していました。その後40年ほど前に現在の場所に土地を買い求め巨峰やヒムロッドを植えました。

もともと高校の教員をしており休日などには手伝っていたのですが、父が年をとり母も病に倒れ引き継ぎました。祖父、父、私と三代にわたりぶどうと関わって来ましたが、正直ここまで大変な仕事だとは思いませんでした。

毎年いろんな苦労の連続ですが、ぶどう狩りに来られるお客様の笑顔や歓声に励まされ来年はもっとよいぶどうを作ろうと思うのです。

駐車場には樹齢40年近い桜の木があり満開時にはメジロが飛びかい、また山々からはうぐいすの声が聞こえます。ときにホトトギスが家の壁に穴を開けたい、カモシカがやって来るなど、山間地ならではの楽しみがあります。

自然の中で汗を流し朝早くからぶどうとニラで忙しく過ごす毎日ですが、収穫の喜び、農業の喜びは私にとってかけがえのないものです。皆様も是非自然の中でゆっくりとぶどう狩りをお楽しみ下さいませ。
自然の中で日頃の疲れを癒しくつろいでいただければと思います。

ぶどう園の四季

雪が解けて一番にすることは、棚の下に支柱として入れたたくさんの竹を外し、トレーラーに乗せて片付ける作業です。何千本もの竹が大切なぶどうの木を雪の重みから守ってくれて、棚を潰さないようにしてくれているのです。
そして、4月に入ると桜の大木が美しいピンクの花を咲かせます。「時よ止まれ」と言いたくなるような春の美しい日々です。自然の素晴らしさを感じさせてくれます。山々の木々も緑が少しずつ増えて行きます。
ホトトギスがさえずる声も聞こえてきます。時々、カッコーの声も…。

連休の頃には、ぶどうの芽も大きく育ってきます。

7月に入ると、ぶどうの伸びた枝を針金に固定して、バインダーで止める作業が始まります。この作業はとても大切なもので、ベテランのスタッフで行います。
アルバイトで今年はじめて来た人、また、毎年来ている人を交えて、ぶどうの房の切り詰め、ジベレリン処理、玉抜き、袋がけ作業等など、この時期はてんてこまいです。

8月に入ると収穫準備が始まります。ぶどうは色づき美味しそうになってきます。ハウス内は適度に水をやって水分を切らさないように注意します。
毎年8月上旬にオープンします。

お盆はご贈答用品を求める方で賑わいます。ヒムロッドとバッファロー(アーリースチューベン)の詰め合わせです。
8月下旬には藤稔や巨峰の種なしが色づきます。その年によって、旬の時期は若干異なります。
旬の時期などお気軽にお問い合わせ下さい。

9月に入るといろいろな品種のぶどうが次から次へと収穫の時期を迎えます。生ジュースを求める方の行列ができたり、広い園内は楽しい笑い声でいっぱいです。家族連れ、町内会、会社から、たくさんの人たちで賑わいます。
ぶどうを摘み取り出荷の準備をしたり、発送のぶどうを詰め合わせたり、一番賑やかなシーズンです。
瓶入りジュースやジャムなどもあります。お土産にぜひお持ち帰りください。

広い畑の中で風が吹き渡ってゆく中で、ゆっくりとぶどう狩りを楽しんでください。
紅富士、紅伊豆なども美味しくなります。

また、巨峰と詰めあわせての発送がおすすめです。
プレゼントやご贈答にも色んなぶどうを詰め合わせてお役立てくださいませ。
園の営業は10月下旬までを予定しております。

冬

11月に入り、剪定作業をはじめ、12月初旬頃までに終えます。
剪定作業をしていない枝に雪が積もると重みで潰れてしまうのです。早めの剪定作業が大切になります。

竹の支柱を畑全体に配り、雪で潰されないようにひとつひとつ立てていきます。